2014年5月13日火曜日

ミーナ四国へ初上陸

5月8日~11日まで 愛媛県松山に行ってきました。

事の始まりは、愛媛大学で働いている友人T君との一緒に香港でプロジェクトをしていた時でした。
その時は先代聴導犬サミーが天使になる少し前のことでした。
いろいろ聴導犬のことを話し、四国ではまだ講演していないんだよなあ。
T君が愛媛大学デ働いているならそこで講演することはできないかな?
T君も私の話で聴導犬について興味を持ち始めていました。
が、
サミーが天使になっちゃった。でも、講演はしたいがタイミングが合わず…

サミーを知っている訓練士でもある砂田真希さんが実家の愛媛に戻ったことによって
その企画が本格化した。

私一人だけの講演の予定だったが、聴導犬デフシャロームの代表になり
仲間の中には愛媛出身のパートナーのジュンがいる。
聴覚障害者は何かと誤解されやすいので、聴導犬や聴覚障害者は様々であることを
紹介したかったので欲張りに3頭紹介することにしました。参加者の中にも聴導犬仲間がやってきたということで一気に4頭紹介することができました。

なんとこの四国聴導犬が1頭もいません。それを4頭、しかも大きさや犬種が異なるのを
紹介できたことはこの上なく贅沢な演出でしょう。

5月10日は砂田さんが非常時講師してる専門学校で講演した時には
読み取り通訳者がいなく、全て自分の声で話したのは初めてだなあ。
少ながらず伝わっていたようで安心しました。その時に「補助犬法を知っていますか?」と聞いたら
一人もいませんでした。法律ができてからもう11年経つのに未だに伝わっていません。
ですので私たちは頑張って皆様に伝えていかなくてはと思いました。
その専門学校の学生さんが翌日の愛媛大学の講演にやって来て、教えた手話を実践して挨拶してくれたのは感動!嬉しかった。
だから、私は講演を止められないのよ。こんな素敵な出会いがあるんだから。



詳細のレポは砂田真希さんがブログに書いてくれたのでリンクに飛ばしますね。

5月10日のレポ
5月11日のレポ

5月11日
補助犬への理解訴え 松山で利用者ら講演

私の目標
全国へ回って聴導犬講演しながら理解啓蒙活動。
私はこれまでにサミーと一緒に単独講演が多かったでした。
しかし、今は聴導犬デフシャロームというパートナーの仲間ができました。
がその仲間たちは聴導犬と一緒に暮らしてまだ日が浅いということもあり
いろいろな困難があります。
少しずつ交流しながら教育をして行って、社会参加を促していきたいです。

今の私の役目は各地へ行って理解啓蒙をして、その人にバトンタッチしていきたい。
今回は愛媛出身のジュンパートナーを愛媛の顔として、理解啓蒙活動のお手伝いが出来たかなと思う。私一人で全国を回るのは限りがあるから。
各地方で一人ずつ講演して理解啓蒙ができる日がいつかは来ると思います。

前は結構伊豆の河津へ講演に行ってきましたが、今はトレというパートナーが河津に住んでいますのでそのパートナーにバトンタッチ。トレも地元に密着して皆さんに応援してもらいながら今日もパートナーと一緒に暮らしています。トレのパートナーさんは理容を営んでいます。伊豆の河津へ寄ったら、その店によってカットしてもらうのもいいですよ。

今回の旅でミーナは又成長が見られました。
犬も人も経験を積み重ねて成長していくのですね。
2歳になったミーナは少しずつですが、サミーに似てきました。
状況を読み取れるようになってきています。サミーが聴導犬として熟成したのは4歳頃でした。
それまでサミーも社会学習を重ねながら、聴導犬として成長していきました。
その年齢に達するまではあと2年あるので、ゆっくり一緒に成長していきましょう。

番外編
今回初めて飛行機に乗ったミーナです。
行きの飛行機の座席は真ん中のスクリーンの前でしたが、ドアもすぐ前に見えます。
緊張が半端なく、ギョロギョロ口を開けたまま、アヘアヘしていました。

なでてあげながら落ち着かせ、並行空になるとリラックスするようになったミーナ。

帰りの飛行機に乗ったときは左のスクリーン前でドアから離れています。
まだ慣れてなく、この時は口をパクパク。
行きと同じようになでて落ち着かせる。
並行空になるとリラックスするところがリラックスしすぎてグーグーと寝てしまった。

やっぱりミーナは大物だよ。