2013年5月20日月曜日

ほっこりする話

この間の木曜日特定非営利活動法人MAMIE代表のミキが泊まりに来た。
何隠そう私もその団体の副理事長でもあるのだ。
彼女と出会って7年くらい経つのかな?
きっかけはサミー漫画。わたしは心を伝える犬を出版した後にたくさんの人から
ぜひ漫画化してほしいと言われたが、私は漫画描けない。
聴者の友人に描いてもらうことはできるが、私と同じろう者に描いてもらいたい。
ろうの気持ちはやはり同じろう者じゃないと細かい部分では描けないと思う。
インターネットで聴導犬をキーワードに探していたら、MAMIEのオーストラリアの聴導犬レポートに目がとまった。その人、漫画描いてる。しかもオーストラリアで聴導犬見学してる。その人に託したらいいものが描けるのではないかなと。
同じくミキが私の本を読んで、漫画描いてみたいと。お互いの思いが一致して、
私はすぐ大阪へ飛んだ。
こうやって思い出話を書くと長くなるので省くとする。
それから一緒にやって、知らぬ間にスタッフ、そして副理事長となってしまった。
大阪と東京と離れていても同じ志を持つから頑張って来れたんだね。

その時は私はサミーと一緒でミキが聴導犬を迎えるのを待っていたが、間に合わず
サミーは虹の彼方へ。ミキはレオンを迎えて、あっちこっちへとサミーの活動を引き継ぐように
ビビりながらも頑張ってきました。そして今年やっとミーナを迎えて、共演する機会ができそう。
レオンとミーナとコンビで東西で駆け回ります。

 
 
ミキとの語らいはあっという間に時間が過ぎてしまいます。またまた語らえるのに時間はそれを許しません。ミキは翌日レオンと大阪へ帰るので品川まで見送りに行きました。
自宅から聴導犬2匹揃って行くのは初めてで、お互いにオレンジのケープを来ているので
目立ちます。いつもなら注目浴びないのに、今回は2匹並んでる?オレンジ?聴導犬?
という感じでした。いつかは聴導犬軍団でそろりと並んで歩く姿は見られることでしょうね。
品川駅で新幹線乗り場で見送った後に、自宅へ戻ってくる電車の中での話です。
 
品川駅はもちろん人がたくさんいます。3時過ぎでしたからギュギュの状態ではないので
ミーナと一緒に乗れます。いつもはスペースがある場所を確保するのですが、それもできなかったので真ん中あたりで踏ん張っていました。それを見かねた、親切な女性がこちらに来てください。
手すりにつかまることができますよっと案内してくれました。
ドアの前のスペースを確保してくださったのです。お礼を言って、ミーナはドアの前で伏せして
降りるまで誰も踏まれることなく安全な場所を確保できたのです。
降りるときにもう一度お礼を言いました。
感謝ですね。感謝して、また頑張れますね。
 
 


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